我がルーツ

我がルーツイギリス生まれでアジアで成長中

Albert.Richard.Brown(キャプテン・ブラウン)が故郷イギリスのグラスゴーで1889年に創業した A. R. Brown Mcfarlane & Co Ltd. がエア・ブラウンのルーツです。キャプテン・ブラウンは明治政府の技術者として灯台建設を始め、明治丸等数多くの船舶を英・米から輸入し、現東京海洋大学の創立に尽力しました。1885年には日本郵船会社初代総支配人に就任しました。明治時代の富国強兵政策に海運力増強で貢献したことにより、1909年には明治天皇より外国人として初めて勲二等瑞宝章を授かりました。
このキャプテン・ブラウンがグラスゴ-で創業した60年後の、1949年の戦後混乱期に、孫のリチャード・パイン・ブラウンが東京銀座に設立した A .R. Brown Mcfarlane &Co Ltd.東京支店がエア・ブラウン株式会社の創業です。

エア・ブラウンの歩み

PHILOSOPHY
&
VISION

2026 VISION

経営理念MANAGEMENT PHILOSOPHY

私たちは、あふれる冒険家精神と
時代の先端を担う商社活動をもって、
新しい価値の創造に貢献します。

Think Quality & Create Value」・・・世の為人の為・・・
私たちは、キャプテン・ブラウンが先端技術で明治の国家建設に貢献した大いなる意志を冒険家精神として継ぎ、日本とアジア地域の豊かな社会作りに貢献します。

経営ビジョンMANAGEMENT VISION

専門性と専門性を掛け合わせ、
その市場での新たな価値を提供し
豊かな社会つくりに貢献します。

Step Change」・・・頼りになる・・・
触媒として多様な専門性を掛合せて、エア・ブラウンでなければなし得ない世界を創造します。
市場を限定せず、人類課題の解決に向けて新たな価値を創造します。
キャプテン・ブラウンが成し遂げてきた想いを受け継ぎ世のため人のために活動します。

70TH
HISTORY戦後経済の激動とともに

1949年~1969年 創業〜戦後復興へ 技術系専門商社確立期
CHAPTER 01 1949年~1969年

創業〜戦後復興へ
技術系専門商社確立期

エ・ア・ブラウン・マックファレン社東京支店を設立して、外貨規制の厳しい中1950年ダウ・コーニング社のシリコーン、1953年イギリス原子力公社のアイソトープ、1959年米国ミル規格準拠の振動試験機を日本に初めて輸入しました。企業が生産するMade in Japanの品質向上への貢献を通じ、戦後の日本経済復興の一役を担いました。

1970年~1986年 ボクスイ・ブラウン設立後 経営拡大期
CHAPTER 02 1970年~1986年

ボクスイ・ブラウン設立後
経営拡大期

エ・ア・ブラウン・マックファレン社東京支店を閉鎖し、ボクスイ株式会社の出資を得てボクスイ・ブラウン株式会社を設立しました。理化学器材販売を開始し、特殊化学品である樹脂原料や触媒と取り扱い商品を拡大し、日本経済の高度成長期の技術的進歩に貢献しました。

1987年~2005年 ボクスイから独立 エア・ブラウン自主経営確立期
CHAPTER 03 1987年~2005年

ボクスイから独立
エア・ブラウン自主経営確立期

1987年ボクスイ株式会社より独立しました。バブル崩壊からデフレ不況が続く中、独立の基礎固めを進め、新たにバイオテクノロジーやナノテク技術を導入し、遺伝子工学の進化や医療技術向上に貢献しました。1995年にエア・ブラウン株式会社と社名を変更しました。

2006年~2015年 経営理念とモチベーションを軸に経営変革期
CHAPTER 04 2006年~2015年

経営理念とモチベーションを軸に
経営変革期

2007年新経営理念・ビジョンを設定しました。私たちの成長の源泉は「人」の成長にあると定め、社員のモチベーションを最優先に理念浸透のワークショップをスタートさせました。その間に、リーマンショックを乗り越え、財務改革を実現し、2011年中国に2014年にタイに海外法人を設立して連結経営に移行しました。

2016年~2020年 アジアのブラウンを目指し投資をプラス 企業変革期
CHAPTER 05 2016年~2020年

アジアのブラウンを目指し投資をプラス
企業変革期

2016年に新経営ビジョンを制定して「アジアのブラウン」を標榜し、専門性と専門性を掛合せる先端技術の導入で、豊かなアジア地域を実現する目的を持って、2018年にインドと2019年に韓国に法人を設立しました。私たちの成長の源泉を「人」に加え、「投資」を追加して、エア・ブラウンのアジアにおける新たな将来像を描き始めています。

AR BROWNQUALITY

エア・ブラウンはお客様の喜びと商品のQualityと先進性が命です

エア・ブラウンは、70年余に及ぶ歴史の中で、ケミカルから自動車産業、エレクトロニクスまで、技術専門商社として歩んできました。急激に変化する時代のニーズを常に読み取り、いち早くソリューションを提供してきました。
私たちが優先するものは、お客様の喜びと商品のクオリティ(Quality)。扱う商品はモノであっても、実際に共にビジネスを進めるのはヒトです。目の前にいるお客様が本当に求めていること、喜んでいただけることを突き詰め、「エア・ブラウンで良かった」と言っていただけるクオリティ、イノベーション、サービスを提供することを心がけています。

Electronics Materials電子材料

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電子材料

Electronics Materials電子材料

1950年ダウコーニング社のシリコーン樹脂を日本で初輸入以来、付加価値の高い商品を自動車・半導体・エレクトロニクス業界等に提供してきました。
現在は放熱素材を新規開発し市場に提供し始めています。
電子材料部

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Performance Chemical機能化学

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機能化学

Performance Chemical機能化学

1960年蛍光染料を始め、80年代には特殊顔料やパインケカル等の樹脂材料の輸入を開始し、化学品、接着剤、化粧品や航空宇宙業界等に特殊な商品を提供してきました。
近年は中国とインド法人から新たな原料輸入に力を入れています。
機能化学部

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Fine Chemical精密化学品

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精密化学品

Fine Chemical精密化学品

1950年ヨーロッパから医薬品の中間体の輸入を開始し、新薬及びジェネリック医薬品の原料の輸入地域を拡大。現在は中国・インドの法人経由で商品開発を進めています。
新たに医薬品委託製造やバイオ医薬開発へ活動領域を拡大しています。
精密化学品部

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Life Scienceライフサイエンス

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ライフサイエンス

Life Scienceライフサイエンス

1953年英国からアイソトープを輸入。1970年代には理化学器材販売、90年代にはバイオテクノロジー技術でゲノム解析や遺伝子工学の技術進化に貢献してきました。
現在は再生医療研究向け試薬の紹介から世界唯一のナノテクメンブレンの用途開発をあらゆる業界で進めています。
ライフサイエンス部

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Test & Measurement電子機器

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電子機器

Test & Measurement電子機器

1959年MIL規格の振動・衝撃試験機を輸入。自動車・エレクトロニクス・航空宇宙業界の品質向上を牽引。1996年には物流環境試験に拡大し、2009年には面圧センサー導入しました。2013年には車の先進運転支援システムを自動車市場に提供し、日本の車の安全運転技術開発を優位に導いています。また中国市場でも車の安全運転技術開発を進めています。
電子機器

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AR BROWN GROUP IN ASIAアジアのブラウン

エア・ブラウングループは、アジアにグループ6社(日本2、中国、タイ、インド、韓国)を設立し、かつシンガポールとベトナムに人員を配備し、それぞれの市場に最適なソリューションを提供しています。
またその市場が持つユニークな商品・素材を、世界の市場に提供することも同時に行っています。
各法人はそれぞれの地域の市場の特性を理解し、活かし、AR Brownグループ全体で協働し、各地域のお客様の価値創造のお役に立ちたいと願っています。
エア・ブラウンは、アジア域内、そしてアジアと世界をつなぐ架け橋になっていきます。

日本

エア・ブラウン㈱とエフビーオートメ㈱があります。エア・ブラウン㈱には東京本社、名古屋支店、大阪支店、科学技術研究所があります。

中国

電子材料、機能化学品、精密化学品、電子機器事業を中国市場にて行っています。機能化学品、精密化学品事業では、グループ法人へのソーシングサイトとしての機能も有します。広州に分公司を有します。

タイ・シンガポール・ベトナム

ASEAN市場向けに電子材料、機能化学品、精密化学品、ライフサイエンス、電子機器事業を行っています。タイの電子材料、機能化学品事業ではソーシングサイトとしての機能も有します。シンガポールとベトナムにも人員を配備しています。

インド

機能化学品、精密化学品事業のソーシング機能からスタートしましたが、現在ではインド市場向けに電子材料、機能化学品、精密化学品、ヒューベット事業、電子機器事業を展開しています。更には、医薬品原薬、中間体のメーカーへの投資を経て、受託生産機能も付与しました。

韓国

電子材料、機能化学品事業を行っています。

AR BROWNOVERVIEW

エア・ブラウンは規模より付加価値を重視します

エア・ブラウンは、規模を追い求める会社ではありません。しかし、人と商品を大切にする私たちの会社を、客観的にお伝えできる指標が数字かもしれませんので、主なものを紹介します。

  • グループ社員数134人※グループ6社合計(2023.3.31時点)

  • グループ売上高148億円(2022年度)

  • 自己資本比率64.6%(2022年度)

  • 離職率7%(2022年度)

社員のエンゲージメントが
エア・ブラウンの
成長エンジンです

  • 社員のエンゲージメントを最優先して経営しています。

    社員のエンゲージメントを
    最優先して経営しています。

  • 中期計画のKPIに、社員エンゲージメントスコア(AAAクラス)を設定しています。

    中期計画のKPIに、
    社員エンゲージメントスコア(AAAクラス)を
    設定しています。

AR BROWNOWNER

社員と役員がエア・ブラウンのオーナーです

エア・ブラウンは、外国資本からボクスイ・ブラウン株式会社へ、そして独立と幾多の資本構成の遍歴を経てきました。
現在は、役員・社員・ブラウン社が株主である、自主独立会社になりました。「オーナー」も「親会社」も存在せず、私たちが所有し、私たちが経営する、私たちが主役の会社です。

エア・ブラウン 株主構成比グラフ

エア・ブラウン 株主構成比グラフ